10.25.2015

関西廃墟旅行vol.7 〜龍王ヶ淵編〜

今回の旅行の3日目にして最終日です。
関西廃墟旅行も今回で最後の投稿となります。

(アーカイブ:「関西廃墟旅行vol.1」「関西廃墟旅行vol.2」「関西廃墟旅行vol.3」
「関西廃墟旅行vol.4」「関西廃墟旅行vol.5」「関西廃墟旅行vol.6」

3日目最初の目的地はタイトルにもある通り「龍王ヶ淵」という湖。
木々に囲まれた湖ということで当初は早朝に行くという予定になっておりました。

しかし2日目夜の就寝前の時点は我々3人は疲労がとても溜まっている状態。

のんびり9時位に行くか、
朝日の時間(5時位)に行くか、という議論を3人で行いました。

色々な意見が飛び交いましたが、
「せっかくここまで来たのだから」というフレーズの末、
AM3:30に起床ということになります。

我々3人お気に入りの宿ふくとんを、
わずか5時間ほどの滞在で出発し、龍王ヶ淵に向かいます。

車ですれ違えないほどの細い田んぼ道をゆっくりと走らせ、
ふくとんから1時間もかからずにすんなり龍王ヶ淵に到着。

到着時刻はAM4:30。
このときの朝日が出てくる時刻はAM5:30前後。

ということで、薄暗いながらも日が出る前にベストスポットを探し始めます。

探しながらもどんどん撮影していきます。


         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

割と明るめに撮影をしたので、
朝日っぽさはあまり感じないかもしれませんが、
上の写真どちらもAM5:00頃の撮影です。

早朝に来た甲斐もあり、風がほぼなく水面が見事に鏡面状態になっています。

視界の全てが上下反転されたような不思議な世界。
私生活ではなかなかお目にかかれない光景かもしれませんね。


         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

森も見事に鏡面化されています。

ちなみに湖自体はそんなに大きくなく、5分ほどで1周をまわることができます。
湖には魚もいるみたいで、何人か釣りをしている人もいました。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

結局、6時前くらいまで撮影をし
見事に朝日が出て参りました。

少し靄のかかったこの景色は神秘的で、とても癒されました。

ということで、ここから今回の旅の最後の目的地「旧東青山発電所」に向かいます。
龍王ヶ淵からは割と近く1時間半ほどで、目的地周辺に到着します。

この旧東青山発電所は山の中にある廃墟で、
目的地はわかるもののある程度車で近づき、そこからは歩きでの移動となります。

とはいえ、色々な人のブログを見る限りそんなにしんどくは無さそうな印象。

とりあえずは、目的地周辺の限界まで車を近づけ、
スマホのGPSを頼りに目的地まで向かいます。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

「まじでこれ登るのか。。」

全員が思ったであろう。しかし行くしか無い。そこに廃墟があるのであれば。

上の写真で見るとそうでもないように思えますが、
実際はものすごい傾斜で地面は緩いわ、
虫はうじゃうじゃいるわで、もう大変。

15分ほどかけ、やっと上まで登ることができました。
しかし廃墟が全然見えない。

嘘だろ・・。

そう思った時、GPS担当のJから思わぬ発言が。。

「今の分で1/3も進めてないかも。
というかここの道からだと行けないかもしれない。」

ということで、疲労困憊ながらも来た道を下り、車へと戻ります。

車に戻り、もう一度廃墟がある山周辺を周回します。
すると我々が先ほど登った位置の反対側にも道があることに気付きます。

となったら、急いで車でそっちに向かいます。
かなりの獣道を車で走らせ、車が行けるギリギリのところまで行きます。

ここで助手席に乗っていたJが車から降り、
先まで車で行けるかを確認しにいきます。

車を運転している私。
後部座席にいるU。
戦陣を切って身軽に走っていくJ。

Jが車を先導しつつ、車をゆっくり走らせます。
ここでUが言葉を発します。

「なんか虫が車の周りを迂回してんだけど」

私も気付いてはいましたが、特に気にしていませんでした。
Jの誘導が終わり、車に戻ってきます。

無事に廃墟周辺まで車を近づけることができ、
早速出発の準備をします。

J曰く、たぶんここから歩いてすぐのところに廃墟がありそう、とのこと。
最後に大体の方角をスマホで確認し、さぁ出発といったところで問題が起きます。

「なんだこれ」

私たちの乗っている車が完全に虫に包囲されています。
窓ガラスに6匹ほど虫がとまっていて、迂回している虫が5〜6匹ほど。

それも全て同じ虫。

さすがに驚いた我々は、すぐさまその虫が何なのかを調べます。
結果はアブ。

10匹以上の数のアブに完全に包囲されてしまったのです。
出るに出れない。

それでも勢いよく出れば大丈夫だろうと思っていましたが、
アブ自体が集団で行動をし、かなりしつこく追ってくる性格みたいで、
色々と考えた末、車を降りることを断念します。

悔しいけど、さすがにこの数はヤバい。

最後の最後で、廃墟目前にして辿り着くことができませんでした。

我々3人が今回行った時期が8月初旬の夏まっただ中。
もし旧東青山発電所に行く予定のある人はこの辺を十分に気をつけてもらいたい。

今まで何十件もの廃墟に行きましたが、
断念したのは初めて。

最後は残念な結果に終わりましたが、
今回、3日間という短い時間ながらも数多くの絶景スポットを巡ることができました。

個人的には大満足の3日間でした。

こうして、我々3人の夏は8月初旬にして終えるのでした。

次の廃墟は年末かな。

ではでは。





10.19.2015

関西廃墟旅行vol.6 〜ぼくらの広場編〜

まだまだ続きます関西廃墟旅行。
できればvol.5位にとどめたかったのですが、
良い写真が多かったことと、内容が非常に濃かったため
かなりの長編になってしまいました。
もう少しお付き合いください。。
(アーカイブ:「関西廃墟旅行vol.1」「関西廃墟旅行vol.2」「関西廃墟旅行vol.3」
「関西廃墟旅行vol.4」「関西廃墟旅行vol.5」「関西廃墟旅行vol.7」

前回の旧丹生小学校を後にし、車で走り始めた我々3人ですが、
ここでまたしても大きなアクシデントが・・

小学校を出るときにぽつぽつと降ってきた雨が大雨へと変わり
雷も鳴り始めるまでの天気に。

運転をしていたのは私ですが、
正直雨が強すぎてほとんど視界がゼロな状態。

必然的に車の速度を落としながら北上していきます。

次なる目的地は、大阪にある「ぼくらの広場」というところ。

ここは関西全域が一望できる有名な夜景スポット。
以前Jがここで夜景撮影をしたらしく、
その時とても感動をしたとのこと。

しかしせっかくの夜景撮影も、天気は雨。
それも大雨。撮影どころか車から降りることすら困難な状態。
どうしたものか。

その後、遅めの昼食をとりながらも、
かなり不安な状況。

とはいえ、私はなぜか平気だろうと思っていました。
というのも、こういう多くの不運に巡り会いながらも
うまくいかないことがなかなか無いから。

他の2人はどう思っていたか分かりませんが、
少なからずJは私と同じように、ある意味楽観的に思っていたはず。

何せ、かなりの大雨の状況でも、
進路を変えずにぼくらの広場を目指していますから。

そんな意味不明な自信があったからなのかは分かりませんが、
やっぱり状況は変わります。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

なぜかわかりませんが、
私とJが揃うと何事も好機へと変わる気がします。

兎にも角にも、嵐のような大雨が一転、若干ではありますが日差しが入り込みます。
となれば全速力でぼくらの広場へ向かいます。

目的地は山の上であるため、
できる限り山頂に近い場所の駐車場に車を停め、山を登り始めます。
もちろん虫除けスプレーをしてから。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

まだ明るい時間でしたが、
街灯などが一切無いので、帰り道をしっかりと覚えながらも
看板通りに山頂へと向かいます。

歩くこと10分ちょっとで山頂に到着。
辺りが暗くなるまで、三脚をセットし待ちます。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

1時間ほどでいつの間にか辺りはイルミネーションのような景色に。
これはなかなかの景色。

視界に入りきらないほどの絶景。

先ほどの雨の影響からなのか、かなり靄っていましたが
まぁさすがにこれは仕方の無いこと。

かなりの絶景ですが、
個人的には少し物足りなく感じました。
まぁこういった景色をいくつか見てきたからだと思いますが。

そんなことを思いながら辺りを見渡すとJがいません。
少し探して歩くと、この景色から30mほど後ろに下がったところにいました。

「ここからの景色が好きなんだよ」
とのこと。

どれどれと思いそちらから夜景の方を見てみます。

「あぁ、これはやばい」

見たことの無いような絶景がそこにはありました。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

木のシルエットの先から見える夜景。

ため息が出るほど美しかった。
個人的には今まで見てきた夜景のなかで一番綺麗だったかもしれない。

それぐらいの絶景だった。
こんなにも景色が変わるものなのかと思うほど。

ぼくらの広場に連れてきてくれたJに感謝しながら、
私はこの景色をしっかりと眼に焼き付けました。

一通り写真を撮り終え、
我々3人は街灯の無い暗黒の山を下ります。

途中、自他ともに認める虫嫌いUが
顔に何か堅いものがぶつかったと大声で連呼していましたが、
暗黒の視界であったため、何がぶつかったかはわからず。

おそらく何か大物の虫だと思われますが、
見えなかったのが幸い。

とはいえ、見えなかったが故に
本人は以降2時間ほどは、ぶつかった感触が拭えなかった様子。

大爆笑の車内で 2日目が幕を閉じ、
本日の宿ふくとんへ向かいます。

ネーミングが可愛いということもあり、
我々3人はなんとなく気に入ります。
あくまでなんとなくですが。

そんなお気に入りのふくとんに着くと、
3人それぞれが別の場所で水道が爆発するという奇怪的なことが起こりますが、
それもふくとんだから笑って許せるところ。

さすがの激安宿クオリティ。
これでいいんです。
変に小綺麗なところよりも、
どこか不思議でおかしな出来事が起きる方が記憶に残るものです。

そんなこんなで本日就寝。

明日は最終日である3日目。
今度はどんなトラブルに巻き込まれることやら。

ではでは。


10.18.2015

日本民家園

先日言って参りました。川崎市立「日本民家園」

         PHOTO : CONTAX RTS2 / Carl Zeiss Planar F1.4 50mm / Kodak GOLD 200

前々から行ってみたかった場所なのですが、
なかなか都合が付かず、やっと行けた次第であります。

ここは、小田急線向ヶ丘遊園駅から徒歩10分ほどにあり、
かなりの面積を使って、さまざまな当時の民家が集合している
ある意味、村のようなところ。


         PHOTO : CONTAX RTS2 / Carl Zeiss Planar F1.4 50mm / Kodak GOLD 200

さまざまな種類の家があり、
当時を再現?したような小物なども多々置いてあります。

各家のところに人がいて、ここでどんな生活をしていたかを説明してくれます。
こういった民家に行くことが最近増えましたが、
毎度思うことは、当時の人の知恵の深さ。

どうやったらそんな発想が思いつくのだろうと、
驚いてばかりです。

         PHOTO : CONTAX RTS2 / Carl Zeiss Planar F1.4 50mm / Kodak GOLD 200

民家ひとつひとつはそんなに広くありませんが、
日本民家園というだけあって、民家の数は20軒を超えます。

一軒一軒が近いわけでもないので、
それなりの距離を歩かされます。

とはいえ、常に新鮮な景色に出会うことができるので、
つらかったりしんどかったりすることは全然ありません。

むしろ程よく心地のよい散歩ができるなといった印象でした。


         PHOTO : CONTAX RTS2 / Carl Zeiss Planar F1.4 50mm / Kodak GOLD 200

民家の中は非常に綺麗にされていて、
床などのテカリ具合は美しすぎるほど。

思わず見入りながらも、シャッターを切ってしまいます。


         PHOTO : CONTAX RTS2 / Carl Zeiss Planar F1.4 50mm / Kodak GOLD 200

日差しの強い日でしたが、
民家の中は風通しも良く、かなり涼しかった。

この辺も昔の家ならではの造りではないかと思います。

ちなみに、ここは逐一イベントのようなものもやっているみたいで、
私の行ったときは十五夜が近いということもあり、
お餅を作っていました。

食べることはできませんでしたが、
お米を蒸すあの匂いを嗅ぐことができただけでも大変満足。

どこか懐かしい気持ちになれます。

         PHOTO : CONTAX RTS2 / Carl Zeiss Planar F1.4 50mm / Kodak GOLD 200

のんびりと歩いて周りながらも、
1時間半ほどを見終えました。

その後昼食をとり、まだ明るかったこともあり、
場所を移し、撮影を続けることに。

とはいえ、この辺で他の写真スポットを知らなかったので、
登戸駅から南武線に乗り、インスピレーションで電車を降り撮影をすることに。

降りた駅は、武蔵新城駅。
特に意味はありません。あくまで感覚的な部分で降りました。

         PHOTO : CONTAX RTS2 / Carl Zeiss Planar F1.4 50mm / Kodak GOLD 200

と、降りたはいいが、なかなか良さそうな場所がなかなか見つからず。
あれ、外したっぽい。などと思っていましたが、それもそれ。

散歩自体も楽しいもんです。

そんなことを思いながらも、ちょこちょことシャッターを切っていきます。


         PHOTO : CONTAX RTS2 / Carl Zeiss Planar F1.4 50mm / Kodak GOLD 200

とはいえ、あんまり写真を撮ることも無く、
次の駅、武蔵中原駅まで歩いてしまいます。

あらら、などと思っていたときに
ちょうどいい感じの公園があったので、
そこで休憩がてら何枚か写真を撮ります。


         PHOTO : CONTAX RTS2 / Carl Zeiss Planar F1.4 50mm / Kodak GOLD 200

公園は個人的に好きです。
純粋に懐かしい気持ちになります。

こういったとこで日が暮れるまで遊んだなぁって思います。
そんな気持ちがあるからか、
公園での写真は、子どもの視点を気にしながら撮っていたりしています。

実際に遊んでみたり覗いてみたり。
そこには普段、大人には見れない子どもだけの景色があるような気がしています。

だからこそ公園は楽しい。

そんなこんなで日も暮れ、
この日の撮影は終了。

今回もなかなか楽しい日となりました。
目的地を決めるのも、もちろんいいですが
こういった感覚で被写体を探す撮り方は相変わらず楽しい。

こういう日をもっと増やそうかなと思える日でした。

ではでは。

10.17.2015

関西廃墟旅行vol.5 〜旧丹生小学校編〜

前回の続きになります。
(アーカイブ:「関西廃墟旅行vol.1」「関西廃墟旅行vol.2」「関西廃墟旅行vol.3」
「関西廃墟旅行vol.4」「関西廃墟旅行vol.6」

侵入に成功した私とJですが、
最初の部屋を後にし、廊下へと出ます。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

色々なものが表情も無く転がっている廊下。

日の光だけが差し込み、物音はまるでしない。
微かに聞こえてくるのは夏の虫たちが奏でる音だけ。

学校内は全ての窓が閉まっているため、
中は非常に湿度が高く、温度も高い。

じとじとと少しずつ汗をかきながらも先へ進みます。

続いての部屋はこちら。


         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

こちらも教室だったのでしょうが、
面影むなしく、倉庫のような見え方に。

窓から見える景色は、校庭と奥に見える民家のみで、
それ以外は山に囲まれています。

1階の数部屋を軽く見た後、
次は2階へと進みます。


         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

2階は1階以上に物が少なく、抜け殻のような印象。
ゆっくりとこの景色を愉しみながらも先へ進みます。

そこで現れた、今回私が一番楽しみにしていた部屋がこちら。


         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

床が白色になっていて、
かなり無機質でありながらも、堂々と今も教室であり続ける1つの席。

誰かがセットしたと思われますが、
非常に美しかった。

今でも生徒を待っているかのような、そんな印象。

今回訪れた旧丹生小学校での撮影の中で、
私にとって一番のスポットとなりました。

その後、想像以上のクオリティに満足ながらも、まだまだ先へ進みます。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

次に現れたのは、今まで見た教室の中で一番小さなお部屋。

何の部屋だったのかは分かりかねますが、
床に緑の絨毯を敷いていたので、何か特別の部屋だったのかもしれません。



         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

この学校に入って初めてですかね、
植物が共存している場所は。

蔓のようなものが窓際に浸食しており、
カーテンの腐敗とともに、非常にいい味をだしていた。

背景にうっすらと緑が見えるのがまた素晴らしいところ。

2階はこの辺で終わり、
再び1階へと戻ります。

Jがもう一度撮っておきたい場所が1階にあるというので、
そこにもう一度行くことに。

その部屋がこちら。



         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

青色で統一された部屋。
その統一感と、何とも言えない色の配色にJは気に入ったみたいで、
Jの今回の一番のお気に入りスポットはここみたいでした。

ちなみにこの部屋も、他の部屋とは少し造りが違っています。
職員室とかだったのでしょうか。

というか、あぶないあぶない。
この部屋、私は完全に見忘れていた場所でした。

この部屋を最後に、旧丹生小学校での撮影は終了。

なんだかんだで、1時間近く撮影をしてしまいました。
色んな景色に出会え、私としては大変満足。

小学校を後にする際、ぽつぽつと雨が降ってきて、
なんとか大振りになる前に車に到着。

1人で車で待っていたUは何やら疲弊しきった様子。
まぁそんなことは私もJも全く気にせず車を発進させます。

時刻は14:30。
ここから北上し、今度は大阪へ向かいます。
ちょうどその時、ぽつぽつと雨が降ってきましたが
我々3人は何も気にせず先へと進みます。

つづく。




10.04.2015

関西廃墟旅行vol.4 〜旧丹生小学校編〜

さて、2日目になります。
(アーカイブ:「関西廃墟旅行vol.1」「関西廃墟旅行vol.2」「関西廃墟旅行vol.3」
「関西廃墟旅行vol.5」「関西廃墟旅行vol.6」「関西廃墟旅行vol.7」


ゆっくり睡眠を取ることもでき、体力も万全になった3人は、
激安バンガローとちおを後にし、
2日目の目玉、旧丹生小学校へと向かいます。

宿から小学校までは、比較的近かったので、
朝食を挟んだのち、車で1時間もかからずに到着することができました。
廃墟にしては珍しく目的地をすぐに発見。

すぐそばの脇道に車を停め、まずは手ぶらで小学校周辺を散策。
あくまで、散歩してるだけですよ風に。。

小学校の周りを一周し、
所々窓や扉を開けようとしたが、びくともしない。

植物が絡んでしまっているのか、はたまた鍵がかかっているのか。
どちらなのか見当もつきませんが、
とりあえず我々3人は一度車に戻ることに。

一通り窓や扉を触ってみたが、開く気配はなかった。
という話を3人しながら、断念の方向に話は進みます。

しかし、私はどうしても納得がいかなかった。
私は廃校の撮影が、兼ねてから人一倍撮りたいと思っていたからである。
どうにか撮りたい。

しかし確かに入れそうな気配もない。
ということで、私なりの抵抗として2人に提案してみます。

「10分ほど時間を欲しい。全部の窓と扉を見てくる。それで無理なら諦めるわ。」

私自身もダメもとの提案です。
でもこれで無理なら自分としても納得いくかなとも思っていました。

この提案自体は2人も理解をしてくれました。
それならということで、Jも協力するということに。

Jも私同様に、納得いかないものがあったのでしょう。

ということで、Uを車に置き去りにし、
Jと私とで今一度旧丹生小学校へと向かいます。

二手に分かれてそれぞれ窓と扉をチェックします。
とはいえ、やはりどこも開きません。

最後に、茂みの多い学校正面側の窓をチェックします。

ガガガッ・・。

その瞬間、2人顔を合わせてニヤリ。
窓が開きました。

探してみるもんですね。

となれば早速侵入。
窓は私たちの肩くらいの高さでしたが、
身軽な2人は難なく突破に成功。

まず最初に飛び込んできた景色がこちら。


         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

畳がたくさん積まれた部屋。
教室だったのでしょうが、最後は物置場所となっていたのでしょうかね。

ということで、今回はここまで。

次回、旧丹生小学校の写真を多数掲載します。
乞うご期待。

ではでは。

(アーカイブ:「関西廃墟旅行vol.1」「関西廃墟旅行vol.2」「関西廃墟旅行vol.3」
「関西廃墟旅行vol.5」「関西廃墟旅行vol.6」「関西廃墟旅行vol.7」

URBAN RESEARCH×KANEKO OPTICAL

先日、仕事用に眼鏡を購入しました。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

もともと私はコンタクトを毎日していたのですが、
最近、仕事中に眼が疲れることが非常に多くなってきたので、
これを機に、仕事中は眼鏡に切り替えることにしました。

きっかけはどうであれ、せっかく普段用として買うのであれば、
もちろんファッション性としてもこだわりたいところ。

ということで、お店を色々と調べたり、眼鏡に詳しい友人に聞いたりしながら、
毎週眼鏡屋を点々と廻り、2ヶ月ほど経った今やっと購入することができました。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

眼鏡屋を10件ほど廻ったところで、
デザインが良いと思えるものが何点かあったのですが、
予算的にどうしてもあわない。

ということで、今度はアパレルショップでも眼鏡を探すことにしました。
何点か探しているうちに、
アーバンリサーチにて、今回購入した眼鏡に出会いました。

アパレルショップで買うことのデメリットとして、
装着感などの部分を不安視していたのですが、
この眼鏡は金子眼鏡とのコラボ商品でしたので、勝手な安心感を覚えました。

今回アーバンリサーチで購入した眼鏡はだて眼鏡ですので、
度入りのレンズに変更すべく、JINSに行き視力等を測定し、
5000円ほどで度入りのレンズに変更。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

今まで一日中眼鏡を使うということが無かったので、
使い始めの数日は非常に疲れました。

見え方や装着感の疲れなど、色々とありましたが、
1週間経った今では、馴染んできた印象です。

デザインに関しても、最初探し始めたときは
モード系なものを探していましたが、
この眼鏡を数年〜数十年使うことを考え、
私にとって、この先も飽きないデザインを選びました。

とりあえずは10年使おうと思います。

ではでは。