11.23.2015

スペイン旅行vol.4 〜セス・サリネス編〜

少し時間が空いてしまいましたが、スペイン旅行3日目になります。

この3日目は、本来であれば午前中にバルセロナに戻る予定でした。

しかし、飛行機のフライト時間の関係で
バルセロナに戻るのは夜の遅い時間になってしまいました。
なので、バルセロナで観光する予定だった1日がイビサ島になってしまったわけで。

まぁ仕方ないですね。その分イビサを目一杯楽しむことにします。
まず3日目は最高の朝日のもと始まります。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2


ホテルの窓から見える朝日がものすごく綺麗だったので、
ホテルの外に出て、写真を撮ってきました。

 想定外の1日ではありますが、良い1日になりそうな予感。

ホテルで朝食を済ませ、早速出かける準備。
チェックアウトは済ませましたが、キャリーバッグはホテルに預けて出かけます。

この日は、未だ行っていなかったイビサのビーチへと向かいます。

場所はイビサ空港から更に南に行ったところにある、セス・サリネスというビーチ。
イビサで数あるヌーディストビーチとして有名なビーチのひとつです。
とはいえ、11月なのでさすがに泳いでいる人はいないでしょう。

セス・サリネスも2日目と同様に、バスで向かいます。
イビサ市内からのバスで15分ほどで行けます。


         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

すんなりビーチにも着くことができ、ひとまず感想。
風が強い。。

まぁ海ですからね、当たり前です。

青い空に青い海、そして驚くくらいの強い日差し。
正直言ってまともに眼が開けられません。

サングラスは必須ですね。
とはいえ、私は写真を撮るが故にサングラスをかけることができず。


         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

個人的な感想ですが、
ビーチはやっぱり夏に来るものですね。

海自体はやっぱり綺麗でしたが、
1日目2日目と色々な美しい海に出会ってきた私としては
少々物足りなく感じてしまいました。

とはいえ、人が少ないからこそ波の音をしっかりと聞けたりもできました。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

ビーチを20分ほど散歩し、
少し早めの昼食をとります。

ほとんどのお店が閉まっていましたが、数店舗は営業していました。
シーズン外でも営業をしてくれているのはありがたい。

昼食を済ませ、特に行くところもないので、
再びバスでイビサ市内に戻ることにします。

お店を出る前に、バスの時刻を確認していたところ衝撃の問題が。

1時間に1本ほど来ていたバスが、その時間だけ3時間ほど来ない。
完全なる油断でした。

仕方がないので、北上しイビサ空港まで歩くことにします。
空港まで行けば20分に1本の間隔でバスが来ます。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

半袖で十分過ぎる気候のなか、
4kmの果てしない直線を2人で歩きます。

ところどころでネット回線を繋ぎ、
googleマップで現在地を確認しながら向かいます。

30分ほど歩くと私のこよなく愛す建物を発見します。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

そう、廃墟。
まさかスペインで見ることができるとは。
しかも侵入も容易そうな建物。

これは行きたい。
早速、嫁さんに交渉をします。

回答は驚くほど早いNOの言葉。
食い下がる余地も無いほどの見事なまでのNOでした。

テンションの下がる私を気にせず空港へと向かいます。

合計で1時間ほど歩きやっとイビサ空港に到着。
バスもすぐに来て、再びイビサへと戻ります。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

雲が多くなり、少し天候が危ぶまれますが、なんとか雨は降りませんでした。

今度はイビサ市内でお土産を買いに、買い物をしに歩き出します。
とここで新たな問題が発生。

お店がどこもやっていません。驚くまでにお店が閉まっている。
この日は日曜日なのに、やっているのは飲食店のみで
雑貨屋やアパレルショップといったお店は全て閉まっています。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

後に分かったことですが、
スペインでは、土曜日に朝まで遊び尽くして
日曜日はゆっくり休むという習慣があるそうです。

なので、お店も日曜日が定休日というところが多いそうです。

お土産も買えず、日もだんだん落ちてきて、寒さに耐えきれなくなってきたので、
ホテル(チェックアウト済み)にあるレストランで夕食を済ませ、
その後ロビーのソファで時間をつぶし、空港までの送迎車を2人で待ちます。

21:30頃に送迎車が来て、そこから空港に向かい
飛行機でバルセロナに戻ります。

飛行機から降りると体調が悪いという嫁さん。
バルセロナ空港からの送迎車の中でも横になり、
ホテルに着き次第ベッドで横になります。

お腹が痛いみたいで、どうやら旅行特有の食べ過ぎによって
胃の調子が悪くなり、貧血を起こしそうだったようで、
夜中ではありましたが寄り添いながら看病をします。

なんとかお互い眠りにつきます。
とはいえ、明日の状況次第では安静に過ごす1日にもなりそうです。
まぁこればっかりは仕方がないですね。

ということで、
3日目は最高の朝日とは裏腹に、踏んだり蹴ったりの1日となりました。

次は最終日の4日目。
最終日にして最初のバルセロナ観光。
無事に廻ることができるのでしょうか。

ではでは。

11.07.2015

スペイン旅行vol.3 〜サン・アントニ編〜

さて、スペイン旅行2日目。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

2日目も最高の天気で朝日を迎えます。
海が透き通っているからなのか、
水面に雲が写りこんで淡いグラデーションになっています。

本日の目的地はタイトルにもある通り、「サン・アントニ」。
ここは夕日が綺麗と言われるスポットで、イビサ島を知らなくても、
サン・アントニの存在は知られているほどの名スポットになります。

このサン・アントニはイビサ市内からバスで30分ほどで行くことができます。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

これは、前日にバス停から持ってきた時刻表。
手のひらサイズのコンパクトな時刻表で、
広げると新聞紙ほどの大きさまでなる使いやすいさ。

時刻表自体はスペイン語と英語がそれぞれ表記されているので、非常に見やすい。
時刻表は誰でも見れるとは思いますが、
気をつけたいのは、シーズンによってバスの停車時間が変わるということ。
メインシーズンであれば15〜30分に1本バスが来るが、
オフシーズンだと1時間に1本程度。
(シーズンはメインシーズンとサブシーズン、オフシーズンに別れています)

私たちの時期はオフシーズンだったので1時間に1本程度。
まぁ、逃してもお茶していればあっという間ですけどね。

ちなみにバスの料金は一律で、私の乗ったバスだと2ユーロ。
お金は乗るときに運転手に直接渡し、おつりがあれば運転手が渡してくれます。

なんとか無事にバスにも乗ることができ、無事出発。

         PHOTO : LUMIX LX5

バスはオフシーズンだけあってガラガラ。

一番驚いたのが、音楽が流れているということ。
有線なのか運転手の好みなのかは分かりませんが、
陽気な音楽が車内に広がります。

また、停留所のアナウンスも全くありませんでした。
もちろん電光掲示板も。
みんなどうやって降りているんだろう・・。

私たちの目指すサン・アントニは終点であっため、全く問題はありませんでしたが。

そうこう思っているうちに終点に着きます。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

サンアントニにも、飲食店や雑貨屋さんが多数あります。
イビサ市内ほどではありませんが、商店街のような感じでお店が並んでいます。

夏のメインシーズンだと、
この辺も非常に混んでいるみたいですが、この時期はガラガラ。
お店も2〜3割程度しか開いていませんでした。

海の方を目指し、歩くと可愛い雑貨屋さんを発見。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

色使いといい、デザインといい、
非常にセンスの良い雑貨が店内を埋め尽くしていました。

特にマグカップがとても良かったのですが、
私の家にはマグカップがたくさんあるので、残念ながら購入せず。

商店街を見終え、次は昼食をとりました。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

お店は「La Cantina Portmany」というところ。
カフェバー的なところで、店内が3割、テラスが7割といった構成のお店。

上の写真は紙で作られたランチョンマット。
線画のイラストに水彩タッチのカラフルな色味がとても雰囲気よく、
個人的に非常に気に入ったデザインでもありました。

このお店で注文したのはハンバーガー。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

サイズは、日本でも見かけるほどのサイズ。(マックとかではない)
100%ビーフなボリューム満点のハンバーガー。

個人的に、味はまぁまぁな感じ。
この辺は日本の方が美味しいかもしれません。

お腹も満たされ、今度こそ海の方へ向かいます。
とはいえ、このお店から数分ほど歩くと海が見えてきます。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

途中、船乗り場へ続く橋を見つけたので
そちらから海を見てみることにします。

この橋から見た海の景色がこちら。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

空気も透き通っていて、
靄も無く、水平線までくっきりと見えました。
ここまでくっきりとは、なかなか日本では見れないのではないでしょうか。

空の色味も海の色味も最高です。

ここからは夕方まで時間をつぶしながら海沿いを歩きます。
本来であれば海の家でのんびりしたいとこですが、
なにせオフシーズンのため、開いている店は少ない。

どんどんバス停から離れていきながら海沿いを歩いていくと、
波の穏やかなところに出ます。

         PHOTO : CANON EOS 6D / EF24-70L IS USM

海の景色はここが一番美しかった。

穏やかに波打つ水面はこの上なく美しい。
それでいて水が透き通っていて、地面まで見えるのだから
もやは文句のつけようもない。

バス停からは20分ほど歩く距離で、色々廻って歩いた私たちは1時間ほどを要しました。
とはいえ、この景色に私は元気も最高潮。

         PHOTO : LUMIX LX5

かなりのご機嫌状態です。

この場所の周辺はリゾートホテルも多く、
リゾート感たっぷりのレストランもありました。

夕日まではここでのんびりと時間を費やすことにします。


         PHOTO : CANON EOS 6D / EF24-70L IS USM

最高の景色にジンジャエール。
文句無しですね。

まだまだ日は落ちないかな、と思っていましたが
次第に日が落ちるペースが早くなっていきます。

気がつくと、辺りがオレンジ色に変わっていったので、
休憩を済ませ、夕日が見える最高のポジションへと向かいます。


         PHOTO : CANON EOS 6D / EF24-70L IS USM

時刻は17:00。
海沿いには、上の写真のようにベンチが点々と置いてあります。

夕日を見るためのものでしょうね。
夕日が一番綺麗に見えそうな場所を見つけ、
そこから一番近いベンチに腰掛けます。

そこから次第に日が落ちていくさまを見つめます。

         PHOTO : CANON EOS 6D / EF24-70L IS USM

岩場も相まって、美しいコントラストに。
しかし、海に写りこむ夕日のラインを
岩場が邪魔して見えにくいことに気付きます。

となれば、やっぱり移動。
ベンチはありませんが、今日歩いた中で一番のスポットを見つけます。

そこからの景色がこちら。

         PHOTO : CANON EOS 6D / EF24-70L IS USM

最初、サン・アントニの夕日は世界一美しいと言われるのを知り、
画像検索でいくつか写真を見ましたが、
正直普通の夕日にしか見えませんでした。

ただ、実際見てみるとやっぱり違いますね。

上の写真は加工をしていますが、
この加工は私の肉眼に限りなく近くなるように色味の補正をしています。
決して写真映えが良いことを目的とした加工ではありません。

見たことのない人、言ってみたい人、興味をもった人に対して
忠実に再現できるように加工をしました。

写真を見て分かる通り、夕日自体は普通です。
ただ、とにかく海が綺麗なのです。

爽やかなスカイブルーの空に、透き通ったパステルブルー混じりの海。
それに対しての色濃いオレンジ色の夕日。

このコントラストこそが最高の夕日を演出していました。

辺り一面が真っ赤に染まる夕日も綺麗ですが、
きっとここの夕日はこの色味の方が綺麗なのでしょう。

嘘偽り無く、今まで見た夕日の中で一番でした。
太陽は沈むのがもったいないくらいの景色。

結局太陽が沈むまでの1時間、ずっと私たちは夕日を眺めていました。

沈んでからは、再びバス停を目指し
再びイビサ市内へ。

夕食を簡単に済ませホテルに戻り、2日目も無事に終了。

初日とはまた違った良い1日となりました。

次回は3日目。
今度は未だに行っていないビーチへと向かいます。

ではでは。

11.06.2015

スペイン旅行vol.2 〜イビサ市街編〜

前回からの続きになります。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

イビサ市内中心街に着きました。
昼頃に着いたこともあり、まずは腹ごしらえを。
とはいえ、まだまだ外国の地に慣れず、
お店に入ることにも抵抗があります。

結果的に、注文が出来ないのではないかという不安から、
カフェに入り、ショーウィンドウ内にあるできあいのものを指で指して注文。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

しかし、これがまた絶品。
ピリ辛ながらもフレッシュでジューシー。
店員さんもとても優しく、
「2人で食べるように切ろうか?」
「少し辛いやつだけど大丈夫?」
などかなり気を利かせてくれました。

このお店のおかげで私たち2人は少し緊張がほぐれた気がします。
もちろん意外に英語が聞き取れたことも、その要因ですが。。

少量なご飯ながらもお腹も心も満たされ、とりあえず港の方へ向かいます。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

港では、街全体を見渡せるほどの絶景が待っていました。
天気も快晴、温度もすっきり、景色も最高。
言うこと無しの3拍子が揃いました。

早速私たちは、この景色の最上位に見えるイビサ城を目指すことにします。
写真を見て分かると思いますが、かなりの距離と高低差。

とはいえ、普段から写真を撮るために歩き回っている私にとっては朝飯前。
息切れこそしながらもゆっくりと町並みを楽しみながら進みます。


         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

街の中は歩けど歩けど白い景色。
空の青色と相まってとても美しく、可愛いらしい景色でした。

港から10分ほど歩くと、
突如、イビサ城の入り口らしきところに着きました。

すぐ隣には家が並んでいたので、
いきなり感をすごく感じました。


         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

ゲートを潜ると、城の中っぽい雰囲気になっていました。
とはいえ、天井は空。

この先を抜けると、アパレルショップやアイスクリーム屋さんや住宅など
また普通の道に出ます。

それでも、この辺の道は全て坂道になっていて、
私たちはひたすら上を目指し歩き続けます。

ゲートを潜ってから早数分で展望台のようなところに出ます。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

そこからの景色はまた美しかった。

ちなみにさっき展望台のようなところと言いましたが、
もちろんここは展望台なんて生易しい場所ではありません。

上の写真の左側に少し映っていますが、
大砲を撃つ高台のような場所だったようです。

この大砲自体が当時のものかは分かりませんが・・。

と、ここでお城の頂上かと思いきや、まだまだ先がありました。

ここからまた10分ほど歩きます。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

段々とお城っぽくなってきました。

坂を越え、階段を上りやっとのことでお城の頂上付近まで来ます。
港からは延べ、30〜40分といったところ。

階段を上りきると今度はお城の中?に入ります。
もちろんここも上りで。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

登りきると、一気に眩しいほどの日差しを感じ、
心地の良い風が通り抜け、辺り一面にイビサ市街が見えました。

息は切れ、半袖にも関わらず汗を流し、
やっと見えたこの景色。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

町並みの先には緑豊かな山が並び、何とも言えないコントラストを感じます。

疲れなど吹き飛ぶような景色でした。
数分ほど景色を眺め、今度はお城の反対側のほうから下ることにします。

下る側のコースは、先ほどのような中に入る道は無く、
町並みを眺めながらのコースになります。

なので、個人的には私と同じようなコースで進むことをお勧めします。
登ってる最中に景色が見えない方が頂上での感動が大きいですからね。



         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

下っている道中も、変わらずの白い町並み。

下りも上りと同様の時間を要し、また市内中心街まで戻ってきました。
ちなみに市内は数多くのお店が並びますが、多くはカフェ。
雑貨屋やアパレルショップといった、
いわゆる買い物ができるような場所はほとんどありませんでした。

まぁ、買い物が目的ではないので私たち的には全然OK。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

市内の白い町並みをゆっくりと写真を撮りながら歩き、
時には喫茶店でお茶をし、のんびりと過ごしました。

程よい時間になり、
以前スペインのイビサに行ったことのある友人が薦めるスペイン料理店に行くことに。

地図とiPhoneのGPSを要し、なんとか到着。
お店の名前は「LA BRASA」(ラ・ブラサ)

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

イビサのメインシーズンは夏なので、
私たちの行った時期はお店も空いていましたが、
繁忙期は予約必須のお店だそうです。

と、早速お店に入ってみるがお店に人がいない。
まだやってないのかなと思い、少し時間を置いてまた来ました。

今度はハスキーボイスのおじいさんが1人。
ガイドブックの英語を使って、お店は何時からやってますか?と聞いてみる。

ハスキーおじさんは、なにか言っているが
ハスキー過ぎて聞き取れず・・。

ただなんとなく、入って良いよ的な感じだったので店内へ。
たぶんオープン前だったのでしょうが、まぁ良いよ的な感じだったのでしょう。

店内に入り、サラダとパエリアを注文。
パエリアはミックスをチョイス。
野菜も魚介も程よく入ったパエリア。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

大きな鍋を店員が持ってきて、
私と嫁さんのお皿に取り分けてくれます。

取り分けたとはいえ、2人前の料理なので、
ボリューム満点。

味もなかなかのもの。
日本で食べるパエリアは、お米がパラパラしている感じですが、
ここのパエリアはリゾットの様な感じで味も濃厚。
なのに、お米は芯がしっかりとした、固めのお米。

この辺はお店によって違うのかもしれませんが、
スープが良く絡み、とても美味しかったです。

多すぎるくらいの量に満足し、
今回の旅行の初日が無事終了。

2日目は世界一夕日が綺麗な場所と比喩される、
「サン・アントニ」へと向かいます。

ではでは。

スペイン旅行vol.1 〜出発編〜

今更ながらも、先週1週間を使って新婚旅行に行って参りました。
場所は、タイトルにもある通りスペイン。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

新婚旅行の定番といえば、リゾートが多いかと思いますが、
嫁さんとの話し合いの末、リゾートは最初から考慮しませんでした。

というのも、リゾートは割と近場にもあり
まったりとすることを目的としてあるため、今行かなくてもいつでもいけるということ。

それこそ子どもがいても行けなくは無いという判断のもと、
二人だけで行くなら、今しか行けないところの方が良いだろうということで、
欧米に絞って考えました。

とはいえ、少しはまったりと過ごしたい気持ちもあります。
そんな折りに、世界一周旅行経験者である嫁さんの友人FUJIに相談を持ちかけました。

すると、今まで行った国の中で一番良かったのはスペインとアメリカとのこと。

そこから、スペイン・アメリカを中心に様々な国を2人で調べました。
すると、スペインで「イビサ島」というところがあることを知ります。


バルセロナから飛行機で1時間ほどの場所に位置する地中海にある小さな島。
画像検索で写真などを見てみるとなかなかのリゾート感。

綺麗な海に対し、美しき白い町が並び
まるでギリシャのサントリーニ島の様な景色。

これは行ってみたい。
と、お互いに意見が一致し、
世界遺産あり、リゾートあり、ショッピングあり、美しい景色あり
といった、何でも揃うかのようなスペインに決定しました。

期間は5泊7日。
とはいえ、スペインに到着日は夜であるため、
実質は丸々4日間の旅。
飛行機の都合もあり、イビサ島3日間、バルセロナ1日という
非常に変則的な旅行になりました。

前段が長くなりましたが、
早速旅行の話に参りましょう。

まず、成田発のオランダ航空KLMに乗ります。
時刻は日本時間で午前11:30、ここからまずオランダへ向かいます。

私も知らなかったのですが、スペインには直行便がありません。
なので、その都度どこかの国を経由しスペインへ向かうことになります。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

オランダまで12時間ほどで着き、日本時間だと時刻は23:30。
ここで乗り継ぎの都合上、アムステルダムで5時間もの時間を過ごすになります。

日本時間のままでいくと、23:30〜翌4:30まで空港にいることになります。
これはものすごくしんどかった。

現地では19:00ほどの時間で、
周りの外国人は皆ビールを飲んでわいわいやっている中、
私は、体内時計が夜中ということもあり、身体が冷えきり震える始末。

ちなみにコートを着て震える私を横目に、
夜勤慣れしている嫁さんは長袖一枚で余裕の表情。

暗黒の5時間を空港で過ごし、
今度はアムステルダムからバルセロナを目指します。

今度は2時間ほどの気楽なフライト。

疲れながらも無事バルセロナに着き、
空港からは送迎の車に乗りホテルに無事到着。

この時点で日本時間で出発から翌日の7:00。
現地スペインは8時間の-時差なので、前日の23:00。

移動日の1日が終わり、眠りにつきます。

翌朝、実質私たちの初日が始まりました。
午前中に再びバルセロナ空港へ向かい、イビサ島へ向かいます。


         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

1時間もかからないほどのフライトで
お昼前にはイビサ島に到着。

バルセロナの時と同じく、空港からは車で送迎。
送迎してくれる方は、もちろん現地の方。

ボブっぽい顔をしていたので、仮にボブと名付けよう。
(ボブっぽいはあくまで私個人の感覚です。)

ボブは会うや否や、握手を求めきて非常に好印象な感じ。
車では陽気な音楽をかけ、人の良さそうな感じ。

とはいえ、私たちは英語すらまともに話せないがため、
車内は日本語のみが行き交います。
もちろんボブは日本語が話せないため、車内では無言。

20分ほどでホテルに着き、
早速窓を開けると絶景が。

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

現地の気温は22℃と表記されていましたが、
日差しが非常に強く、体感温度は26〜28℃くらいに感じ、
半袖でも十分な感じ。

すぐさま出かける支度を済ませ、
まずはホテルを散策。


         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

ホテルにはプールも付いていて、
外人は余裕の水着姿。

ほどほどにホテルを見回り、
早速白い町並みのあるイビサ市内を観光するため、
歩きで市内中心街へと向かいます。




         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

写真を見ても分かるかと思いますが、
リゾート感たっぷりの景色。

わくわくしながらも10分ほどで市内中心街に到着。

次回は市内観光をメインとした話になります。
乞うご期待。