9.23.2015

関西廃墟旅行vol.1 〜七色ダム編〜

大分前になりますが、8月の初旬頃に行って参りました、関西廃墟旅行。
今回廻ったのは、このルート。


名古屋から車でスタートして、
関西南部をぐるっと廻る感じ。

まず、旅の始まりは初日前夜の夜行バスからスタート。
深夜1時発の夜行バスに乗り、名古屋に6時着。

名古屋に早朝からのスタートとなります。

ちなみに今回の旅は、いつものAct Rashlyにスペシャルゲストとして、
Uを迎え入れました。
ということで、今回の旅は3人の男旅となります。

まず最初に向かったのは三重県にある七色ダム発電所跡。

ここは数多くある廃墟の中でも非常に珍しい、
水に浮かぶ廃墟。

お盆前の平日ということもあり、
道も非常に空いていたため、3〜4時間ほどで目的地周辺に到着。

先にも述べましたが、今回の廃墟は水に浮かんでいます。
ということで、早速ボートを借りることに。

まず、廃墟から一番近いレンタルボート屋に行きましたが、
モーター付きのしっかりとしたボートしか置いていない。

なんでも、免許が無いと運転できないとのこと。
こりゃ困った。

もちろん免許など持ってもいないし、
最悪の場合は、この周辺はモーター付きのボートしか
レンタルできないのではないかと脳裏を過る。

そんな不安な思いを振り払い、
そこからまたしばらく移動し、廃墟からまた少し離れたレンタルボード屋に着く。

正直3人とも、ダメ元な感じで、私たちでも使えるボートがあるか聞いてみました。
すると、予想外の返答。

「電気ボートなら2台あるよ。」

まさかの返答である。
電気ボートは想定していなかった。

今回の旅は、撮影スポットの廻る順序、
時間などの様々なことを踏まえてルートを決めました。
それに対して、ボート等のことは全く調べていない雑っぷりは相変わらず。

しかし、そんな雑な部分を帳消しにしてくれた、
プロレスラー武藤似のおっちゃん。
私たちは敬意を払った上で、彼を武藤と呼んだ。

そんな武藤の粋な計らいで、
値段は安くしてくれるわ、
本来2人乗りのボートを3人乗っても良いと言ってくれたりと、
神対応過ぎる武藤にただただ感謝をしながら、
やっとのことで廃墟へ向かう我ら3人。


         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2

そんな我らの前に現れる、美しきエメラルドの湖。
この美しい光景を目の当たりにしながら、電気ボートの旅が始まります。

電気ボートの時速は3〜5kmほど。
ほとんど歩いているような感覚のスピード。

このボートで、1時間ほど走れば廃墟に着くとのこと。
初めての電気ボートにワクワクしながら、まずはJの運転で廃墟に向かいます。

ということで、今回はここまで。
次回以降は、写真を多数ご紹介できると思います。
乞うご期待。

ではでは。

(アーカイブ:「関西廃墟旅行vol.2」「関西廃墟旅行vol.3」「関西廃墟旅行vol.4」
「関西廃墟旅行vol.5」「関西廃墟旅行vol.6」「関西廃墟旅行vol.7」

         PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2