GW第三弾は、岳南鉄道の旅。
今回の旅は友人が以前から行きたかった場所ということで、
同行させてもらう形で行って参りました。
PHOTO : Rolleiflex3.5A / Kodak PORTRA160
岳南鉄道とは、静岡県富士市にある
片道21分という短い区間を走っている線路です。
電車の本数も20分に1本程度で、電車も2両という可愛らしい電車。
岳南鉄道沿いの駅は、ドラマ等でもよく使われるスポットみたいです。
私は、この田舎町の雰囲気が気に入り行ってみたいと思ったのですが、
カメラマニアの中では、「工場地帯を通る電車」として
語られているそうです。
PHOTO : Rolleiflex3.5A / Kodak PORTRA160
上の写真は岳南原田駅から比奈駅方面を向いて撮った写真。
先に工場地帯がありますよね。
ここを電車がくぐっていきます。
くぐるところを写真に収めることはできませんでしたが、
ある意味アトラクションのような感覚で、
思わず「おぉー」と言ってしまいました。
PHOTO : Rolleiflex3.5A / Kodak PORTRA160
工場地帯をくぐり、岳南原田駅から比奈駅へ向かいます。
GW半ばで、混雑を予想していたのですが、
電車内はガラガラ。
車内は雰囲気もあり、とても素敵な空間でした。
PHOTO : Rolleiflex3.5A / Kodak PORTRA160
比奈駅は、非常な簡素で無機質な印象の場所でした。
ただこれも私にとっては新鮮な場所。
駅、線路、ホームとのそれぞれの距離感が非常に近く、
隔たりも一切ありません。
見慣れない景色だからこそ新鮮で、どこか親近感もわく雰囲気。
PHOTO : Rolleiflex3.5A / Kodak PORTRA160
基本的に駅はどれも無人駅。
どの駅も、駅の中にベンチがある程度で、
あとは地元ならではのポスターが掲示板に貼られているだけでした。
ただそれもどこか趣があり、
この街の生活感や人柄を感じるには十分なものでした。
比奈駅を出て、そこからいくつかの駅に降りましたが、
一度、終点である岳南江尾駅に向かうことにしました。
岳南江尾駅に着くと、
私がかねてから見てみたかった景色に出会うことができました。
PHOTO : Rolleiflex3.5A / Kodak PORTRA160
いきいきとした新緑が映える、
美しき茶畑。
大体の植物は緑色をしていることに対し、
茶葉は少し黄色みの強い黄緑色。
この色味が凄く好きで、一度は見てみたいと思っていました。
視界一面に広がる茶畑は本当に美しかった。
そこから、吉原駅へと戻り
ちょうど夕日に近い時間帯に。
PHOTO : Rolleiflex3.5A / Kodak PORTRA160
撮影はここで終了。
今回の旅は、色々と思っていた景色とは違う面が多々ありましたが、
結果的に仕上がった写真を見ると、良い旅だったなと思います。
次回はもっとゆっくりと写真を撮りにいきたいと思います。
ではでは。