初日1つ目の撮影場所から当たりのスポットを引いた我々3人は
初日の宿、とりおへ向かいます。
七色ダムからはそこそこ距離があります。
とはいえまだ時刻は17時前。
夏ということもあり、まだまだ撮影の余地があります。
しばらく車を走らせ、山の獣道を走っていると、
綺麗な橋を見つけ、1度車を降りてみることに。
PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2
緑、茶色以外ほとんど色味の無い景色に
突如現れた真っ赤な橋。
この色味のギャップに魅せられ、思わずローアングルでパシャリ。
最近、個人的にハマっている地面からの撮影。
基本的に左右対称で、奥行きを感じる場所でよく撮ったりしている手法です。
5分ほどの軽い撮影をしていると、何か違和感が・・。
そう、雨です。
ボートに乗っているときは、身体が焼けるほどの日光に照らされていたのに、
いつのまにか辺りは雲が増え、そしてまさかの雨。
山の天気は変わりやすいとはよく言ったものです。
すぐさま車に戻り、再び獣道を走り出します。
先ほどの橋から更に、1時間ほど車を走らせると何やら奇妙なトンネルを発見。
PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2
恐ろし過ぎるトンネル。
運転していたJも思わずブレーキを踏みます。
それもそのはず、このトンネルには街灯が全くない上に
中は蒸気に満ちていて、10mほど先までしか見えません。
恐る恐る中に入り、ライトを点灯。
すると光が乱反射し、余計に視界が見えづらくなる始末。
PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2
とはいえ、上の写真でも分かるように、
我々3人はこのトンネル内で、車から降りています。
というのも、最初は恐る恐る進んでいたのですが、
次第にこの視界にも慣れ、逆に好奇心へと変わっていったのです。
となれば、私とJはすぐさま意見が一致し、
車を降りることになります。
この辺のフットワークと怖いモノ知らずな感じは、
我ながらさすがとしか言いようがありません。
その後ゆっくりと車を走らせ、
トンネルの出口が見えてきました。
出口もあまりにも美しかったので、ここでも撮影。
PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2
こういう写真は、車の通りが多い都会では
なかなか撮れませんからね。
そんなこんなで旅の途中のアクシデントも楽しみながら、
トンネルを後にし、再び本日の宿とちおへ向かいます。
とちおへ向かう途中に、夕食を食べ、温泉に入り、
無事とちおへ到着。
とちおは激安バンガローであったため、
特に部屋には何も無く、3人で本日の出来事を語らいながら、
そして時に虫と戦いながらも早めに就寝。
特に私とUは前夜が夜行バスということもあり、
疲労感はかなりのものでした。
次回は関西廃墟旅行2日目。
目指すは、初の学校廃墟。そしてJお墨付きの夜景スポットへ。
乞うご期待。
ではでは。