PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2
ウォークマンとはSONYが手がけるポータブルオーディオプレイヤーの
シリーズ名のこと。
私の学生時代はカセットテープから始まり、CDプレイヤー、
MDプレイヤーへと繋がっていき、
ウォークマン=青春という関係で成り立っていました。
そんなウォークマンが40周年を迎え、
歴代のウォークマンが勢揃いし、しかも視聴までできるというのだから、
行く以外の選択肢はありませんでした。
PHOTO : iPhone
誰も周りの人が持っていなかった時代。
1人の友達がこのウォークマンを持っているのを見て、
小学生ながら、ウォークマンというスタイルに憧れ、
私とウォークマンとの出会いは始まります。
PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2
そして一番のウォークマンとの青春は高校生。
この左上のロゴの時代ですね。
音楽に助けられ、音楽で気持ちも動き、
音楽とともに生きていたあの時代。
すり切れるまでMDを聞き、
想像力を最大限まで膨らませたオリジナルセットリストたち。
鮮明に覚えています。
PHOTO : iPhone
そんな気持ちを更に膨らませてくれるような展示。
まぁ半分は私の知らない時代でもありますが。
とはいえ、カセットテープの音源を久々に聞き、
音の時代の流れを感じました。
PHOTO : iPhone
個人的な音による時代の流れは、
「カセットプレイヤー」
密閉された空間による音源 + 臨場感
「CDプレイヤー/MDプレイヤー」
平面的で繊細 + 高音の表現力
「MP3プレイヤー」
立体的で奥行きがある + 高低音の表現力
といった流れを感じました。
もちろんMP3が一番良いです。
ですが、一概にどれが良いというより、好みかなと私は感じました。
個人的にはCDやMDよりカセットのほうが優秀だなとさえ思いました。
PHOTO : CANON EOS 6D / COSINA ULTRON 40mm F2
今回の展示を通じ、
時代は便利さへシフトしていっているなと感じました。
個人的には便利さは時として本質を削ぐ。と感じているので、
色々と思わされることも多かったです。
テープによる巻き戻しの待ち時間。
聞きたい曲をすぐには聞けないようなカセットテープ。
ですが、すぐに聞けないからこそのワクワク感や高揚感が
その時代には確かにありました。
私は手間を趣に感じる大人でいたいです。
ではでは。