今回は私の使っているフィルムカメラをご紹介。
PHOTO : CANON EOS 6D
40年以上前の1967年に発売されたカメラで、
35mmカメラでの当時の世界最小カメラとして世界を驚かせた逸品。
当時といっても、現代でも相当小さく感じるカメラです。
PHOTO : CANON EOS 6D
年代と大きさに反し、描写力はかなりのもの。
フィルム独特の淡さと、やさしさを兼ね備えています。
当時の世界最小ということと、
それに反する描写力で絶大な人気を誇り、
種類もたくさんあります。
レンズに関しては、
あの「カール・ツァイス テッサー」。
1972年からは「シュナイダー クセナー」のものがあります。
色に関しては基本的には私の持ってるブラックとシルバーの2種のみ。
+αで、限定色等もあります。
また、生産はドイツ製のものと
シンガポール製のものがありますが(カメラ背面に刻印アリ)
ブランド力だけの違いで、性能的にはあまり違いはありません。
(ドイツ製の方が約1万円ほど高い)
PHOTO : CANON EOS 6D
ちなみに私のRollei35はレンズフードも付けているので、
普段はこんな感じ。
何しろ当時人気であったのもあり、
現在でも、かなりの数が今でも残っています。
それこそ、中古カメラ屋に行けば、
1つは必ず置いてあるでしょう。
そして使い方もカンタン。
右のダイヤルが絞り。
左のダイアルがシャッター速度。
中央のダイアルはフォーカス。
上面の針は露出計。
フォーカスに関しては、
レンズが覗けないので、被写体との距離感を自分で考え、
その距離に数値を合わせてシャッターを切る。
ピント合わせが難しそうに感じるが、
そんなに大きくボケるわけでもないので、
大体合わせれば十分な感じ。
フィルムカメラは、現代のデジタルカメラと違い
多少シャッターを切るまでに時間がかかるが、
それだけ被写体に入り込み、
じっくりと撮影することができる。
デジタルにはないし、それが醍醐味でもある。
便利な時代だからこそ、
そこに重要性も感じるし、必然性も感じる。
これから先、何十年とこのカメラとたくさんの写真を
撮っていきたいと思います。
そして、いつか私の子がカメラに興味を持ち、
そのときにこのカメラを、子へと託していっていければとも思います。
そう思えるのもまた、フィルムカメラならではないかと
私は思います。
ではでは。