12.22.2014

Rollei35

そろそろカメラの話もしましょうか。

今回は私の使っているフィルムカメラをご紹介。

        PHOTO : CANON EOS 6D

それがこのカメラ「Rollei35」。

40年以上前の1967年に発売されたカメラで、
35mmカメラでの当時の世界最小カメラとして世界を驚かせた逸品。

当時といっても、現代でも相当小さく感じるカメラです。

        PHOTO : CANON EOS 6D

年代と大きさに反し、描写力はかなりのもの。
フィルム独特の淡さと、やさしさを兼ね備えています。

当時の世界最小ということと、
それに反する描写力で絶大な人気を誇り、
種類もたくさんあります。

レンズに関しては、
あの「カール・ツァイス テッサー」。
1972年からは「シュナイダー クセナー」のものがあります。

色に関しては基本的には私の持ってるブラックとシルバーの2種のみ。
+αで、限定色等もあります。

また、生産はドイツ製のものと
シンガポール製のものがありますが(カメラ背面に刻印アリ)
ブランド力だけの違いで、性能的にはあまり違いはありません。
(ドイツ製の方が約1万円ほど高い)

        PHOTO : CANON EOS 6D

ちなみに私のRollei35はレンズフードも付けているので、
普段はこんな感じ。

何しろ当時人気であったのもあり、
現在でも、かなりの数が今でも残っています。

それこそ、中古カメラ屋に行けば、
1つは必ず置いてあるでしょう。


        PHOTO : CANON EOS 6D

そして使い方もカンタン。

右のダイヤルが絞り。
左のダイアルがシャッター速度。
中央のダイアルはフォーカス。
上面の針は露出計。

フォーカスに関しては、
レンズが覗けないので、被写体との距離感を自分で考え、
その距離に数値を合わせてシャッターを切る。

ピント合わせが難しそうに感じるが、
そんなに大きくボケるわけでもないので、
大体合わせれば十分な感じ。


フィルムカメラは、現代のデジタルカメラと違い
多少シャッターを切るまでに時間がかかるが、
それだけ被写体に入り込み、
じっくりと撮影することができる。

デジタルにはないし、それが醍醐味でもある。

便利な時代だからこそ、
そこに重要性も感じるし、必然性も感じる。


これから先、何十年とこのカメラとたくさんの写真を
撮っていきたいと思います。

そして、いつか私の子がカメラに興味を持ち、
そのときにこのカメラを、子へと託していっていければとも思います。

そう思えるのもまた、フィルムカメラならではないかと
私は思います。


ではでは。